子どもは外で元気に遊ぶもの。
そんな常識は、今まったく通用しなくなっています。
最新の調査で、小学生の約8割が
平日まったく外遊びをしていない、という驚くべき結果が出ました。
その原因は、子どもたちにあるのでしょうか?
いいえ、社会のありようが、子どもたちを外遊びから遠ざけているのです。
プレーパークせたがやは、この社会問題を解決するために活動しています。
「遊ぶ」って何でしょう?
小さな子どもがわけもなく走り出したり、飛んだり跳ねたりするのは、何故でしょう?
それは心の奥底から湧き上がってくる「やりたい」を具現化しているに他なりません。
いわば子どもたちは、本能にしたがって遊び、その積み重ねによって、
心を育て、体を育て、自分自身を育てているのです。
私たちは、この育つ意欲に導かれた遊ぶ行為を「遊育」と名付け、それを大切にすることを社会に訴えています。
禁止事項を減らし、子どもが「やりたい」ことを実現できる遊び場を目指したプレーパーク。
そしてプレーカーやプレーリヤカーによる移動遊び場や、屋外型子育てサロンなど、私たちはこれまで、子どもが自由に遊べる場所をつくってきました。
そして今、その自由な遊び場を区内に広げるために行動しています。
このまちを自由な遊び場で満たす。
それが、未来を変える大切な一歩になると信じて。
今は子どもがのびのび育つことが難しい時代です。
ちょっと幼児が騒いだだけ、いえ、赤ちゃんが泣いただけでも、厳しい目や言葉を向けられることが多々あります。
まして子どもが自由に遊べる場への逆風は、年々強くなっているのが現実です。
時代の空気を変えるためには、一人でも多くの大人が、「子どもの味方」として立ち上がることが必要です。
このまちの子どもたちのために、プレーパークせたがやに、力をお貸しください。