遊びを学ぶ!プレーパークせたがや

『子どもの声』の展示を行いました!(11/7)

元プレーワーカーのけいよりご報告でーす!

【展示『子どもの声』】

11月6日、7日と2日間にわたり開催された「子どもの権利条約フォーラム2021inかわさき」。

7日に行われた分科会のひとつとして、2016年度のプレーワーカー会から取り組んでいる、展示「子どもの声」を行わせていただきました。

その日、展示会場であった「川崎市子ども夢パーク」では、プレーパークせたがやの「子ども商店街」にあたる「子どもゆめ横丁」が行われ、横丁での子どもの気配も、遊び場でいつも通りに遊ぶ子どもの気配もたくさんありました。

子どもがそれぞれ、やりたいことを実現して過ごす気配がすぐそこにあった今回の展示では、はじめて訪れた方にもその瞬間に肌から伝わるものがあったのではないかなぁと感じます。

改めまして、この機会を下さり、企画を実現するために力を貸して下さった方々に感謝いたします。

展示前日、展示の準備をしていると、「みてー!」と写真にひきよせられるように来た小さな子どもたち。

「こんな企画をしてくれてるんだね。こんなすてきなものを広めようとしてくれるんだね。」と声をかけてくれるお母さん。「すてきな企画ですね~!」と初めて訪れた方。「これ、夢パークじゃないんだよね?夢パークの風景とほぼ同じなんだよなぁ」とつぶやく若者や、手を後ろに組んでじっと見つめる中学生の姿…。

当日、展示コーナーには、思ったよりも多くの人がおとずれてくれました。

青い空の下、「子どもの声」を目の前にして、余韻に浸るように立つ何人もの後ろ姿を眺めていると、心にじんわりと広がるものがありました。

感想ポストには

『ドキッとしたり、笑ったり、ホロリとしたり…みんな一生懸命生きてるなぁ~』
『「どきっ!!」としておとなの「あたりまえ」を問われる展示でした』
『読んでいて泣けてきました。本にする価値があると感じました』

などなど、それぞれの感じたことが寄せられました。

展示を通して「子どもの声」に耳をすませて下さった方々がいたこと。

きっと、展示してある、子どもがふと発した言葉たちが、何かしらを届けてくれたのだろうと、子どもそれぞれの一言一言の力をまた実感する2日間でした。

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投稿日は: 2021年11月15日 4:32 PM