「こども商店街への思い」 第2回 はじめてのこど商
こど商経験3回目のママ、あいちゃんに「はじめてのこど商」エピソードをうかがいました。
「こども商店街で、こども一人一人の等身大のお店に出会えることを楽しみにしています。」と、とても素敵なメッセージを伝えてくれています。
笑いあり、もやもやあり、親から見えたこども商店街の様子、ぜひお読みください!
今年も子どもたちは、はらっぱのこども商店街に参加することになりました。上の娘は3回目の参加となり慣れてきたようですが、懐かしの1回目の時の様子を振り返ります。
はじめてのこど商【エピソード1】
わなげやさんのせつめい
1かい10円です。わを4こわたします。 2かい20円です。 3かい40円です。 4かい100円です。
↑これ、計算のできる人が見たら、え!おかしいんじゃ!?と思うかもしれませんが、(実際に大人のお客さんで、これおかしいよね?と言ってた方もいました・笑)
口出し無用の子ども商店街。そのままで開店しました。そしたら意外とそのままの値段設定でみなさんお支払いしてくれました。 …ぼったくりですいません…と心の中で思いつつ、かけ算を習ってない小1ならではの姿にほっこりしていました。
現在小4の娘に当時のこの値段設定の話をしたら、「はぁ!?」と笑っていました。
はじめてのこど商【エピソード2】
ぜんぶできたらこいんがもらえる
↑このコイン。どんなコインかと申しますと、丸く切ったダンボールに「金」と書いてあるもの。
え…金色の折り紙とか、貼らないの!?これだけ!?と内心思いつつ、考えてみたら、習ったばかりの漢字を使おうとしている小1娘の健気な(?)努力がにじみ出てるではないか!
ということでこちらもこのままで開店。小さいお友達は喜んでくれました〜!
はじめてのこど商【エピソード3】
無事出店申込みを済ませ(申込み書を提出するまでもカレンダーをちっとも見ない娘にヤキモキしたものですが…そのエピソードは割愛!)、
さあお店づくりだ!とはらっぱに通うようになった娘とその友達。
が、行くとつい目的を見失って遊んでしまう。
帰り際に思い出して柱になる棒を一本立てる。
↓
風で倒れる。
↓
友達とはらっぱに行くも目的を見失って遊ぶ。
柱を一本立てる。
↓
倒れる。
↓
…の繰り返しでした。 が、最後の最後で追い上げを見せ、どうにか壁で囲われる空間ができたのです!柱一本立てるのに時間をかけた彼女たちの姿を知ってるからこそ、お店への愛着もわくもので、当日を迎えられた子どもたちの姿はとっても輝いて見えました。
【まとめ】
子ども自身の、その年齢や性格に応じた楽しみ方で当日を迎えることで、成功も失敗も子ども自身に返っていくということ。
親自身の当たり前や理想と、子どもたちが見ているものは違うということ。そして、その違いを親が知ること。
こども商店街は、そんなことを、体感をもって気づかせてくれます。 こども商店街で、こども一人一人の等身大のお店に出会えることを楽しみにしています。
(はらっぱ大好き あいちゃん)
投稿日は: 2022年3月7日 1:30 PM