2020年6月2日 10:27 午後

世田谷区内プレーパークの開園再開について

世田谷区内の4つのプレーパーク(羽根木、世田谷、駒沢はらっぱ、烏山)は、緊急事態宣言の解除を受け、6月1日より再開しました(羽根木は火曜日、他の3箇所は月火曜日休園)。
まだまだ感染拡大の心配が残る時期ではありますが、子どもたちにとって、遊びは心と体の成長のために、必要不可欠なものです。特に外遊びは、自然に触れ、好奇心を育み、また体を大いに動かすこともできる、なくてはならない時間です。さらに3密にもなりにくい、比較的安心できる環境でもあります。もちろん開園再開後も油断することなく、引き続き感染拡大防止策を取りながら運営いたします。
さて、3カ月を超える自粛生活、そして今も続くさまざまな環境の変化は、私たちに多大なストレスを与えています。ましてや、成長期という大切な時期を過ごしている子どもへの影響は、大人の比ではありません。すでにいち早く学校を再開した地域から、「子どもたちの様子がおかしい」という声が数多く上がっています。これから世田谷でも、家庭で地域で、子どもたちの見えないストレスが、思わぬ形で噴出するかもしれません。ストレスを遊びの中で発散できる子はまだ良いのですが、例えば震災後の被災地では、鬱屈した気持ちを表現できずに長期に渡って抱え込み、思春期や大人になってから、深刻な変調を来たす子どもが増えたという事例もみられました。
大人にとっては長い人生の中の何ヶ月かの我慢でも、成長のただ中にいる子どもにとっては、その何倍も長く感じられ、影響も多大に受けてしまうものです。
だからこそ、今こそ遊びが大切です。やりたいことを夢中にやる。友達と楽しく笑い合う。その時間が日常に取り戻されてこそ、子どもたちの心が安定し、前向きになっていけるのです。
コロナとの戦いは、長期戦が予想されています。この見えにくい、しかし未曾有の危機に、子どもたちのために、何ができるのか。遊びの保障と感染拡大防止という、とても難しいバランスをどう図るか。日々変わっていく状況に即して、考え続けたいと思います。皆さまも、どうかお力をお貸しください。よろしくお願いいたします。
認定NPO法人プレーパークせたがや (記:2020年6月1日)